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内鎌かんぴょうの伝統 児童が体験通じ学ぶ | 県内JAの話題 | JA長野県グループ「農」のポータルサイト いいJAん!信州

作成者: いいJAん!信州|Aug 27, 2026, 1:00:00 AM

池田町会染内鎌地区の「内鎌のかんぴょうを守る会」は8月25日、池田町立会染小学校で、4年生27人を対象にかんぴょう作り体験を行った。同校が主催し、地域の伝統野菜や文化を知ることを目的に、総合的な学習の時間の一環として実施。児童らは同会の太田洋介会長から作り方を教わりながら、ユウガオの収穫や手挽き作業などを体験した。
同会は、地域の伝統を守り、かんぴょう作りを次世代へつなぐことを目的に活動し、昔ながらの手作業で内鎌かんぴょうを生産している。
同会は5月中旬、長野県の「信州の伝統野菜」に選定されている「内鎌ゆうがお」の苗4本を同校に提供。苗は校内の畑で児童らが育て、当日は児童と太田会長がユウガオ4本を一緒に収穫した。
手挽き体験では、収穫した4本と太田会長が事前に用意した3本の計7本を、ピーラーを使って皮をむき、かんぴょうに加工した。児童は初めて触れるユウガオの感触や慣れない作業に苦戦しながらも、皆で協力して作業を進めた。その後、太田会長が内鎌かんぴょうの歴史や作り方を紹介する特別授業を行った。
体験した女子児童は「ピーラーで皮をむく作業は固くて大変だったけど、中身はスムーズに挽けて楽しかった。この技術がずっと昔から続いていると聞いて驚いた」と話した。
同日夕方には、児童8人が同会の水稲用育苗ハウスを訪れ、手挽きしたユウガオを一枚ずつ丁寧にネットの上に敷き、天日干しした。
4年生担任の川上加世子教諭は「地域の伝統野菜や文化の存在を知ってほしい。知識だけでなく、実際に体験し、味わうことで理解を深めてほしい」と話した。
太田会長は「今の子どもたちは、ユウガオがかんぴょうになる一連の流れをイメージできない。まずは体験を通じて、地域に伝わるかんぴょうのことを知ってもらいたい。大人になった時にも地元の味を覚えていてくれたらうれしい」と話した。
同会は来年1月にも、児童らにかんぴょう料理を振る舞う予定。今回作ったかんぴょうも同イベントで使用する。