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信州伝統野菜牧大根を後世に 採種をプロジェクトメンバーが手がける | 県内JAの話題 | JA長野県グループ「農」のポータルサイト いいJAん!信州

作成者: いいJAん!信州|Aug 26, 2026, 6:00:00 AM

JAあづみ女性部西穂高支部の「牧大根プロジェクト」は7月21日、安曇野市で信州の伝統野菜である牧大根の種を採種した。牧大根は「自家採種」された種を使いながら作り続けられているが、これまで種を委託していた栽培農家が高齢になったことを受け、種の確保が難しくなった。そこで栽培に必要な種を確保するとともに、牧大根を次世代に継承するためメンバー自らが種作りに着手した。
11月中旬に収穫した中から形や大きさを選りすぐった20本ほどを採取用として仮植え保存し、11月下旬に植え直した。冬を越し、4月末に茎が倒れないよう棚を作り、6月末に茶色くなった枝を刈り取って3週間ハウスで乾燥させた。
この日はプロジェクトメンバー15人が集まり、選別作業に汗を流した。メンバーは乾燥させたさやを取り棒で叩いたあと、ふるいにかけ、割れや小さいものを除いて選別をした。9月の上旬に採取した種を使い播種を、11月の中旬ごろに収穫する予定だ。
明治時代から地域に親しまれてきた牧大根は「信州の伝統野菜」として県から認定されている。同プロジェクトは古くから栽培されてきた、牧大根を次世代に継承していきたいと2006年に設立した。通常の大根と比べると肉質が固く下膨れの形をしていて、パリパリとした歯ごたえが特徴。漬物にした「しょうゆ漬け」や「ぬか漬け」は地域住民を中心に人気を集めている。
メンバーの熊井悦子さんは「伝統野菜を守るためメンバー一丸となって作業したい。良いい大根が収穫できれば嬉しい」と笑顔で話した。