JAあづみは16日、安曇野市三郷の小倉選果所で梨の早生種「幸水」を初選果した。2026年産は日焼け果も少なく豊作基調。カメムシや黒星病の発生も限定的で平年より大玉傾向で食味も良好だ。
26年度の幸水の生産者は27人で2.6ヘクタールを栽培し、出荷数量は5000ケース(1ケース=10キロ)で販売金額1750万円を見込む。出荷は8月下旬にピークを迎え9月上旬まで出荷が続く見通しだ。初日は選果した220ケース(1ケース=10キロ)を関東の生協に「シャキッと便」として出荷され、21日から大阪や県内への出荷が始まる予定だ。
「シャキッと便」は同JAが2008年から関東の生協ユーコープ事業連合と取り組む鮮度が売りの企画だ。生産者から早朝から収穫した梨が翌日には関東の生協組合員に届くことから大好評でリピーターが多い。「少しでも鮮度の良い状態で消費者へ届けたい」という思いから収穫時間や配達時間の短縮、最適な温度管理を追い求めたことで、新鮮な梨が生協の組合員に届く仕組みになっている。価格も安定していて高単価で販売できる利点があり、生産者の手取り確保に繋がっている。
梨部会の上條恭正部会長は「玉肥大が良好で糖度も高く仕上がった。新鮮な梨を多くの人にぜひ味わって欲しい」と意気込んだ。
26年の梨全体の生産販売計画は出荷数量3万6380ケース(1ケース=10キロ)で販売金額1億2800万を目標に掲げる。