県内JAの話題

伝統行事・伝統食を次世代へつなげよう | 県内JAの話題 | JA長野県グループ「農」のポータルサイト いいJAん!信州

作成者: いいJAん!信州|Aug 17, 2026, 6:30:00 AM

JA信州うえだ西部地区事業部総務課は8月3日、4日、おやき作り教室を上田市の旧JA秋和店で開いた。地域の子どもたちやその保護者らが2日間で23人参加した。
同事業部では、「子供たちに伝えたい伝統行事シリーズ」として、同店を活用して年4回、伝統食を作る講習会を開催している。伝統食作りを通じて地域文化の次世代への継承を目指しながら、食と農業への理解醸成、若い世代とのつながりづくり、JA施設の活用などもねらいとしている。
今年で6年目となり、年2回は、子どもたちが参加できるよう夏休みと冬休みに実施し、親子での参加も多い。若い世代の参加者から「家庭ではなかなか作られなくなってきた地域の伝統食を、楽しみながら学べる」と好評で、参加者は年々増加している。
また、この取り組みは、同店舗を活用して農産物などの直売活動を通年で行う「おひさま」と連携して行っている。「おひさま」は地域に住む女性たちが運営し、育てた野菜などを販売するほか、地域の学びと集いの場づくりとして、独自のイベントや講習も開催している。
講習会当日は、伝統行事の説明や伝統食の由来などを説明したうえで、ともに調理を楽しみ、味わってもらう。この日も、上田地域で昔から作られてきた「重曹を使ったおやき」作りに挑戦。JA生活活動サポーターを講師に、地粉を練って生地を作り、具に鉄火ナスを包んで、蒸し上げた。子どもたちは、生地を練ったり具を包むのに悪戦苦闘しながらも、蒸し上がったおやきを見て「すごくふくらんでる!」と大喜び。全員で試食して、「ふかふかでおいしい」と笑顔を輝かせた。
同事業部では、冬休みには鏡餅やあんこ・ゴマ餅を作って味わう講習会を予定している。
さらに、これまで開催してきた講習内容をまとめて、伝統食のレシピ集制作も計画中だ。作り方を写真付きで紹介するほか、いわれや由来も掲載し、これまでの講習会参加者を中心に配布する予定だ。