JA上伊那管内では7月13日から「しなの夏そば」の収穫が始まった。伊那市や駒ケ根市、箕輪町、南箕輪村などの法人や個人農家が栽培しており、2026年度の作付面積は131ヘクタール、収穫量は67トンを見込む。
箕輪町の農事組合法人みのわ営農は21日、同町内の圃場で「しなの夏そば」の収穫作業を行った。収穫は24日までを予定しており、作付面積70ヘクタールで、10アール当たり約90キロの収穫を目指す。
同法人は、組合員約500人で構成。そばや水稲「コシヒカリ」を栽培するほか、稲を利用した家畜用飼料(WCS)の生産にも取り組み、畜産経営のコスト削減に貢献している。
収穫当日は、組合員約15人がコンバイン5台を使い、各圃場で収穫作業を進めた。今年は天候に恵まれ、降雹害や湿害もなく、生育は順調という。同法人では10アール当たりの播種量を通常より2~3キロ増やし、雑草の発生を抑制。また、凍霜害対策として早期の播種を避けるとともに、圃場の排水対策を徹底している。
征矢和夫理事長は「反収の向上に向けて確実な施肥管理や圃場管理を徹底している。今後もコンバインなど農業機械のメンテナンスをこまめに実施しながら、コスト削減にも取り組みたい」と話した。
収穫後の圃場では、8月上旬から秋そば「信濃1号」の播種を予定している。