JAみなみ信州は7日、京都府の京都食肉市場(株)で第121回JAみなみ信州枝肉共励会を開催した。生産者4人、同JA塩澤昇営農担当常務のほか大勢の買参者が参加し、共励会後には活発なセリも行われた。今回は和牛雌14頭、和牛去勢10頭が出品された。最優秀賞・京都市長賞には北沢忍さん(飯田市)の出品した枝肉が選ばれ最高ランク(A5・BMS No12)と評価された。
セリ後の研修会では生産者と市場関係者が、京都市場で好まれる肉牛や消費者ニーズなどについて意見交換を行った。生産者は「素牛や飼料価格の高騰により経営は厳しい状態が続いているが、今後も良質な肉牛生産を行っていく。消費者の皆さんにおいしい牛肉を供給するためにも、関係の皆さまのご協力をお願いしたい」と伝えた。
セリ前にあいさつした塩澤常務は「非常に厳しい生産状況の中、南信州の豊かな自然の中で生産者の愛情を受け育った牛の肉質は食味が良く、食べていただく皆さまに幸せと満足を提供しています。これからも南信州の肥育経営が継続できますよう、精いっぱいのご購買をお願いします」と呼び掛けた。
同JA肉牛部会は現在生産者20人で生産している。毎年数回独自の共励会を行うなど京都市場での評価や期待が高い。産地をPRし、市場からの意見や要望を聞く機会として共励会には生産者が参加。生産コスト高騰で経営が非常に厳しい中でも安全安心にこだわり生産者同士が切磋琢磨して生産に励んでいる。
▽入賞者は以下の通り
最優秀賞 北沢 忍(飯田市)
優秀賞 小原 繁(飯田市)
優良賞 関島紀作(飯田市)、榊本 隆(豊丘村)