JA信州諏訪健香会は7月17日、諏訪市の中洲小学校4年生が育てるドーム菊の植え替えを指導した。3クラス98人が班ごと分かれて栽培する9鉢のキクは、6月のポットから鉢に移植後も順調に生育。より大きく育てるために一回り大きい鉢へ植え替え、更なる成長を待ち望んだ。
授業は健香会が、自分の手で育てることで菊作りや農業に興味を持ってもらいたいとの思いで、学校などと相談して開いている。全4回で、時期に合わせた内容を実施。その他は子どもたちが水やりや観察などをし、一緒になって諏訪大社上社で10月から開く菊花の展示会「第43回諏訪大社上社奉献菊花展」への出品を目指す。
今回は2回目の授業。前回ポットから5号鉢に植えたキクはどれも葉が青々と成長し、茎も順調に伸びている。今後より大きく育てるため、直径約30cmの9号鉢へ植え替えした。
同会の奥山幸茂顧問が指導。自身が育てたキクを使って手本を見せた。キクを鉢から土ごと抜く手順が今回の重要な作業だとし、根が全体に張っていないと土が崩れてしまうと説明。「親指を添えてゆっくり鉢を裏返して抜く。土が崩れそうになったら、手で押さえて」などとアドバイスを送った。
子どもたちは教わると、さっそく作業開始。班ごと分かれ、まずは9号鉢の半分ほどに土を入れ、棒で押し固めた。前回の授業で習った作業と同様であることから、スムーズに進行。キクを場面では形が崩れないように慎重に進め、根がしっかり張っていたこともあってすべての班で問題なく鉢から取り出すことができた。
9号鉢にキクを置き、土を入れて上から押し固めた。肥料も加え、水をたっぷりあげると
完成。子どもたちは夏休み期間も、当番を組んで毎朝水をあげる。
4年2組の飯森恭志朗さん(10)は「上手く作業ができた。美しくて色鮮やかな花を咲
かせたい」と話した。
奥山顧問は「水やりを毎日欠かさず行えば、きれいなドーム菊になる。頑張って育てて、上社を彩ってほしい」と期待した。
次回は、ドーム状に咲かせるために針金を使って形を整える授業を実施。最終回は出品に向けた準備となる。