JAあづみ管内で栽培された玉ねぎの出荷が6月16日から始まった。26年度は生産者50人が19.5ヘクタールで栽培。県内市場へ18,000ケース(1ケース=20キロ)を出荷する見込みで、販売金額は約5400万円を計画している。出荷作業は7月下旬まで続く見通しだ。
26年産は生育期間中に適度な降雨に恵まれたことで玉肥大が進み、生育は概ね順調に推移した。品種は「ネオアース」「甘70」「ケル玉」などが栽培され、S~2Lまでの4等級のうちLから2Lを中心に品質の良い玉ねぎが揃った。
この日は安曇野市豊科の玉ねぎ共同乾燥調製施設で選果人が玉ねぎを一つ一つ手に取り、キズや腐敗、形状などを丁寧に確認しながら選果レーンに流していった。
同JA管内は玉ねぎの栽培が盛んな地域であったが、重量野菜で乾燥調製に多くの労力が必要となる品種のため栽培面積は伸び悩んでいた。そこで17年3月、生産者の作業負担を減らし、栽培面積の拡大やブランド強化のために同施設を竣工。葉や根の切り取り、乾燥、磨き、選別、荷造りを一括して担う。天日干しで2週間を要した乾燥作業も2日間で終わるなど集中的な荷受けと、他産地の出荷が少なくなる端境期に合わせた出荷が可能となった。
同JA営農経済事業部農産課の滝沢大介係長は「玉伸びして、ちょうどいいサイズに仕上がった。適期に収穫していただき時期に合わせて販売していきたい」と述べた。