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ハウス作型セルリー出荷最盛 大詰めへ | 県内JAの話題 | JA長野県グループ「農」のポータルサイト いいJAん!信州

作成者: いいJAん!信州|Jun 11, 2026 3:00:00 AM

JA信州諏訪管内でハウス作型セルリーの出荷が6月11日、大詰めを迎えている。生産者は未明の涼しい時間帯に作業し、セルリーの鮮度や品質を保持している。JA信州諏訪野菜専門委員会委員長で、同委員会セルリー専門部会長の小松良成さん(69)は「定植から天候に恵まれ、作柄は良好だ」と笑顔。下旬からの露地作型の出荷にバドンをつなぐ。
小松さんはこの日、原村の無加温ハウス1棟(5アール)で、夜12時から作業を始めた。投光器を設置して明かりを確保。家族・技能実習生・従業員計20人が集まり、ヘッドライトでセルリーを照らし、収穫包丁で1株ずつ刈り取った。外葉を取り除いて整え、株元の土を洗い落として鮮度保持フィルム(FG袋)に入れ、箱に詰めた。
朝5時までに380ケース(1ケース10キロ換算)と、ジュース加工用となる外葉約30コンテナ(1コンテナ7.5キロ)をJA原村営農センターに出荷した。
ハウス作型の出荷は6月20日頃までで、23日頃からは露地作型の出荷を始める計画。
小松さんは「例年通り、やわらかくおいしいセルリーに仕上がった。生産者皆で新鮮でおいしいセルリーを出荷できるよう励む。今後は暑さが厳しくなると思うが、作柄が安定し、高値での販売を願いたい。消費者の皆さんにはたくさん買ってたくさん食べてほしい」と願う。
小松さんは70歳の節目として、2026年1月から長男の勇土さん(33)に経営移譲をした。
生産・経営を任された勇土さんは「野菜生産にとって厳しい世の中になってきているが、少しずつでも良い方向に向かえばと思っている。地元の子どもたちに食べてもらえる機会を大切にし、原村にセルリー生産を残していきたい」と抱負を語る。
JA管内は夏場、国内流通のセルリーの9割を占める産地だ。今年度は、36戸がハウス・露地合わせて約120ヘクタールで栽培。出荷数量70万3800ケース、販売金額20億4800万円の達成を目標に掲げている。