JA上伊那北部営農センターは5月30日、梨オーナーの開園祭を箕輪町のJA上伊那果実選果場で開いた。今年は県内外の26組が「南水」を契約。オーナー制度や生育状況の説明を受けた後、園地を訪れてオーナーとなる区画を選んだ。
オーナー制度は、消費者に農業を身近に感じてもらうことが目的。園主の高齢化で管理が難しくなった園地を活用し、20年以上前から開く。収穫などの作業を体験しながら梨の栽培を知ることができ、採れたての果実を味わえると好評だ。再契約者は9割以上を占める。
この日、園地を訪れたオーナーは日当たりや生育状況などを確認しながら区画を選定し、名前を書いた木札を付けた。その後、希望者は病気に弱い「南水」の果実を守るための袋掛け作業を体験した。
今回が4回目の申し込みという神奈川県から訪れた家族は「ここの梨は甘くてとてもおいしい。普段はなかなか体験できない袋掛け作業をさせてもらうと、より愛着が沸く。今から今年の収穫が楽しみだ」と笑顔を見せた。
JA担当職員は「今年は気温が高く開花は1週間ほど早まったが、病害虫の影響は少なく順調に生育している。無事に収穫が迎えられるよう、しっかりと管理していきたい」と話した。
収穫祭は9月下旬に開き、オーナーや家族らが収穫作業を楽しむ予定だ。