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経営コスト高騰の壁を越え生産体制強化へ JA信州うえだ畜産部会が総会 | 県内JAの話題 | JA長野県グループ「農」のポータルサイト いいJAん!信州

作成者: いいJAん!信州|Jun 3, 2026 2:30:00 AM

JA信州うえだ畜産部会は4月17日、上田市の農産物流通センターで第31回定期総会を開いた。当日は部会員ら19人のほか、来賓やJA役職員を含めた計38人が出席し、2025年度の事業報告や2026年度の事業計画など全4議案を審議し、いずれも承認した。
25年度は、飼料価格の高止まりと円安によるコスト増に加え、肉牛では素牛不足と枝肉価格の伸び悩み、酪農では離農の進行と生乳需給の調整に苦しむ状況が続いた。これに対し部会では、信州産ブランドの確立強化に向け、JAや行政、販売先と連携を図り、持続可能な生産体制の再構築を試みてきた。
26年度は、専門部ごとに具体的な事業を計画している。肉牛専門部では、地域一貫生産に向けた産地化の促進やビタミン・血液検査を通じた肉質の向上、飼養管理の改善により、生産性の向上と所得増大を図る。酪農専門部では、受精卵移植や疾病対策を実施して、安定した生産体制の継続、養豚専門部においては、家畜保健衛生所、獣医師との連携による疾病対策が柱となる。
また、全体的な取り組みとして、耕種農家との連携を深めて地域循環型農業のさらなる確立と、引き続き畜産物消費拡大運動を推進する。その他に、関係機関と一体となり、防疫対策や農政活動を強化することで、不安定な経済情勢の中でも安定経営を目指す方針だ。
質疑応答で、部会員は26年度の活動に対して、「新年度はさらに畜産部会としての研修や広報活動を強化していってほしい」と声を上げた。これに対し部会は、例年行っているJAフェスティバルでの畜産物の消費拡大運動などを実施することで、さらに認知度向上を図っていく方針を固めた。JA信州うえだは、畜産農家への支援・補助や、イベント活動へJA畜産部会として関わりを強めるなど、活発な部会活動を展開していく考えを示した。
第4号議案の役員改選では、26・27年度の新役員として部会長に山浦一英(やまうら かずひで)さん(東御市和)、副部会長に峯村誠太郎(みねむら せいたろう)さん(東御市祢津)を選出した。山浦新部会長は、「皆さんの協力を得ながら活動を進めていきたい」と意気込みを述べた。
また、JA信州うえだおよびJA信州うえだ畜産部会は畜産共励会を開催し、2月16日の審査会で決定した4部門の入賞者を表彰した。入賞者は次の通り。かっこ内は地区名。

◇肉牛枝肉の部▽最優秀賞=久保田千丈(室賀)▽金賞=竹内徳雄(武石)▽銀賞=峯村誠太郎(祢津)
◇和牛子牛の部▽最優秀賞=北澤譲(室賀)▽金賞=上原秀一(青木)
◇酪農生乳の部▽最優秀賞=櫻田康介(青木)▽金賞=山浦一英(和)▽銀賞=株式会社永井農場(和)
◇肉豚の部▽最優秀賞=タローファーム株式会社(神科)