県内JAの話題

製茶作業が最盛期 香り高く良い仕上がり | 県内JAの話題 | JA長野県グループ「農」のポータルサイト いいJAん!信州

作成者: いいJAん!信州|May 27, 2026 1:30:00 AM

JAみなみ信州管内の飯田市南信濃や上村、天龍村や阿南町などでお茶の収穫が最盛期を迎え、香りが良く色も鮮やかでやわらかな新芽が収穫されている。同地域では昭和40年代から養蚕に代わる地域産業として茶の特産化を進めてきた。現在は気候変動や生産者の高齢化等が課題となっているが、地域の特産物を守ろうと地域で手を貸し合って生産を行っている。
同工場では例年より8日ほど早く、2日から受け入れを始めた。お茶の良い香りに包まれる中、14日、持ち込まれた生葉の加工作業を行った。生産者ごとに機械に入れ焙煎するなどして袋詰めしていく。今年は春先の高温により生育が進んだが、4月下旬には低温の影響で平年並みとなった。生育にばらつきがある中、生産者は収穫時期を見極めながら丁寧に収穫作業を行っている。同JA製茶工場(飯田市南信濃)は27日頃までをピークに6月7日まで受け入れ、およそ300件、21トン(前年比10%増)を加工していく。
生産者で同工場勤務の遠山智之利さん(飯田市・73)は「今年は昨年よりも1割ほどが多く摘むことができた。加工後の仕上がりも良くほっとしている。お茶を待ってくれている方たちに胸を張ってお届けできる」と話した。
同JA阿南支所営農課の西森皇謙担当は「生産者の皆さんは生育が揃わず苦労しているが、丁寧な収穫作業を行ってくれている。受け入れを柔軟に対応し、少しでも多く持ち込んでいただけるよう努めたい」と話した。
同地域の茶葉は渋さのある昔ながらの味と評判で、加工した茶葉は各家庭で楽しまれるほか、同JAオリジナル商品の「赤石銘茶ブレンドペットボトル緑茶」にも使われ、農作業や行楽時の水分補給として親しまれている。