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県内初 金融・葬祭事業がタイアップし虹のホールで「相続関連セミナー」開催 | 県内JAの話題 | JA長野県グループ「農」のポータルサイト いいJAん!信州

作成者: いいJAん!信州|May 22, 2026 1:00:00 AM

JA信州諏訪は5月21日、諏訪市のJA虹のホール諏訪湖で相続関連セミナーを開いた。虹のホールで相続セミナーを行うのは県内JAで初めて。円滑な相続の実現のための基礎知識を共有し、葬儀の事前相談やホールの見学を実施。岡谷市・下諏訪町・諏訪市の組合員・地域住民60人が参加し、今後の人生を明るく、楽しく過ごすために必要なことを総合的に考えてもらった。
同セミナーはこれまで、組合員とその家族を対象に年1回、12月に開いていた。多くの人の関心があるイベントとして好評で、毎回募集定員まで集まるため、2026年度は、今回と秋の2回開催。さらに、地域住民の生活全般を支える総合JAの強みを生かし、JA葬祭とタイアップすることにした。葬祭担当者も会場に在席し、セミナーの前後で葬儀の事前相談や見積もり、ホール見学に対応。参加者の満足度向上を狙う。県内JAでは初めての試みだ。
この日は、同ホールの会食会場で開催。まず、相続と遺言の基礎知識についての講師を、長野県信用農業協同組合連合会の宮川ルリ子1級FP技能士が務めた。相続人の範囲や順位、法定相続人など、相続に関連する基本用語を確認。相続トラブルを防ぐ遺言書の作成方法や、生前贈与の活用などによる相続税対策も説明した。
宮川技能士は「円満な相続のため、普段から家族との会話を大切にし、お互いの生活や気持ちを理解することが大切。また、終活で身の回りを整理することで、残された家族の負担が大きく減る。事前準備でスッキリしたうえで、今後の人生を大いに楽しんでほしい」と呼びかけた。
さらに、農地の相続についての講師を、一般社団法人長野県農業会議の森住浩光農地相談員が務めた。農地の権利を取得するには、法定相続や遺産分割協議による法定相続人の場合は、農業委員会による許可は不要。相続人以外の特定遺贈などは必要になることを確認。農地中間管理事業を活用した農地の貸借の流れなどを説明した。
森住相談員は「農地の相続は特殊で、法律で守られている。ルールに従う必要があることを念頭に置いて管理をしてほしい」と呼びかけた。
岡谷市の男性(69)は「セミナーには初めて参加した。農地を相続するには法律を理解する必要があることがわかった。虹のホールの様子も見学できてよかった」と話した。
JA金融部推進企画課の成田慎也課長は「虹のホールを利活用することで組合員・利用者に提供するライフプランサポートの幅を大きく拡げることができたと感じている」JA子会社株式あぐりライフ信州諏訪葬祭センターの中島博光所長は「金融事業との連携という新たな形で、多くの方にホールを見ていただく機会となった」と話した。