JA中野市とJA中野市ぶどう部会は10日、ハウス栽培のブドウ「ナガノパープル」「クイーンルージュ®」を初出荷した。
この日は、ナガノパープル76キロ、クイーンルージュ®38キロ、計114キロがJAぶどう集出荷センターに持ち込まれ、検査員らが外観や糖度、着色などの品質を検査し、東京を中心に大阪・名古屋・県内の各市場へ出荷した。2026年度はブドウ全体で出荷量92万ケース(1ケース5キロ)、販売金額は88億円を目指す。
同部会の部会員数は576人。栽培面積は355ヘクタールで、そのうちハウス栽培は90ヘクタールを占める。
JAによると、26年産のブドウは3月に好天に恵まれ、ハウス全般の生育は昨年よりも順調進んだが、4月の低温により糖度が上がらず3日ほど遅らせての出荷となった。
一方で、持ち込まれたブドウは生産者の細やかな栽培管理や高い技術力により、糖度が高く着色の整った高品質な仕上がりで、好スタートを切った。
同部会の藤澤隆雄(ふじさわたかお)部会長は「本日出荷されるブドウは当部会が誇る技術を結集し、食味重視の栽培を追求した自信作。中野市産のブドウで多くの人に笑顔を届けたい」と話した。
JAでは今後、「シャインマスカット」などの主力品種の出荷が始まる。ハウスものの出荷は7月下旬にピークを迎え、9月上旬まで続く見込み。露地栽培の出荷は9月下旬から10月中旬がピークとなる予定だ。ハウス、露地、貯蔵と9カ月間リレー出荷する。