大町市のふれあいプラザでは4月23日、同市南部小学校児童クラブの児童たちがスペイン・カタルーニャ州モンブランクの小学校の子供たちとオンライン交流をした。児童クラブでは約50人の子供たちが参加し、同国、カタルーニャの祝日「サン・ジョルディの日」に合わせ、双方が絵本を読み合いながら親睦を深めた。
サン・ジョルディの日は守護聖人サン・ジョルディ(聖ジョージ)をたたえる4月23日の祝日で、子供には本を、大切な人にはバラを贈る「本とバラの日」として親しまれている。
きっかけはJA大北が大町市から受託している南部包括支援センターが取り組む、介護予防体操「信州そば切り音頭~骨こつ南部包括バージョン~」を、スペインのカタルーニャ州イバルス・ドゥルジェイで披露した事がきっかけで交流が始まった。
進行は絵本の翻訳を手掛けた現地編集者の平野剛史さん(45)が進め、スペインで開催される日本文化祭の総括責任者、ジェニス・カステリョさん(36)も会に参加した。
当日はスペイン語の挨拶で会が始まった。子供たちは、平野さんによる絵本の紹介を熱心に聞き、互いの言語で絵本を読み上げた。大町とモンブランク、画面越しで繋がった会場では物語が進むたび、笑顔と拍手が飛び交った。
交流会に参加した男子児童は「読み合いは緊張したが、楽しかった。国の違いを知ることができて勉強になった」と話した。
交流会は今後も継続する予定で、関係者は「子供たちが世界を身近に感じ、興味をもつ機会になって欲しい」と期待を寄せている。