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地域全体の米の品質向上へ 防除講習会開催 | 県内JAの話題 | JA長野県グループ「農」のポータルサイト いいJAん!信州

作成者: いいJAん!信州|Apr 27, 2026 1:30:00 AM

JAみなみ信州は18日、「水稲防除講習会」を開いた。同JA管内の伊賀良支所と喬木支所で午前と午後の2回開催した。これから本格化する水稲栽培に向け、病害虫や雑草対策に地域全体で取り組み、米の品質向上につなげる目的。兼業農家も参加しやすいよう土曜日に開催し、両会場合計で約60人が参加した。
講師は、昨年に続き農業タレントで新潟県の米農家でもある田中さきさんを招いた。水稲重要病害の「いもち病」対策・水稲除草剤の効果的な使用方法・毎年被害が増えているカメムシ対策を中心に説明。田中さんの経験を交えた分かりやすい説明に、参加者は熱心に耳を傾けメモを取る姿も多く見られた。「代かき後の除草剤の使い方」や「カメムシ防除の散布体系」などについて具体的な質問が多く出された。
参加した伊賀良地区の60代男性は「昨年は雑草やカメムシ被害に苦労した。除草がカメムシ対策にもつながると知り勉強になった。今年もおいしい米を家族に食べてもらえるよう、さっそく対策したい」と話した。
企画した同JA営農部農業資材課の大沢雅担当は「多くの方に参加いただき勉強になったという声が聴けて良かった。水稲防除は早めの対策と地域全体で取り組むことが重要。今後も情報発信を続け、地域全体の米の品質向上につなげたい」と話した。
同JA管内の一等米比率を下げる要因となったカメムシ被害対策のひとつとして、2回以上の本田防除を呼び掛けている。またドローンによる水稲防除、各資材店舗でも水稲をメインとした売り場づくりで米の品質向上につなげようと取り組んでいる。