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「地域の果樹 守り抜く」 | 県内JAの話題 | JA長野県グループ「農」のポータルサイト いいJAん!信州

作成者: いいJAん!信州|Apr 27, 2026 2:30:00 AM

果樹類の開花期を迎え,JA中野市青年部による「共同開葯(かいやく)事業」が17日から市内外の園地で始まった。摘み取った花から人工授粉用の花粉を精製し、農家へ供給することで、作業負担の軽減と産地の維持を図る。
本事業は、果樹品目の結実確保を大きな目的として、同JA青年部と園芸課が連携して伝統的に実施しているもの。人工授粉用の花粉を自家採取する作業は、農家にとって多大な労力と時間を要する。特に高齢化や後継者不足に悩む農家にとっては大きな負担となっており、これが原因で栽培を断念し、耕作放棄地が発生するケースも少なくない。
こうした事態を防ぎ、地域の農業を守るため、青年部員らは一つひとつの作業に熱心に取り組んでいる。
開花直前の風船状の花を摘み取り、専用の機械で「葯(やく:花粉が入っている袋)」を採取。その後、開葯室にて、温度24℃~25℃、湿度60%前後という最適な条件下で数日間管理。開葯を促して花粉を取り出した後、順次農家へ配布される予定だ。