富士見町のJA信州諏訪富士見町営農センターは4月13日から24日まで、管内のハウスで水稲苗の伏せ込みを行っている。職員とアルバイト従業員らが力を合わせ、水稲種子を蒔いた育苗箱を丁寧に並べた。今年は管理を委託する農家が持つ、自動で箱を並べる「苗箱並べ機」を初めて使って作業を効率よく行い、田植えシーズンに備えた。
農家の作業負担を減らし、米の安定生産につなげようと毎年行っている作業。同センターでは期間中に約1万枚の育苗箱を並べる。機械は農家の厚意で使うことができた。
22日は同センターの職員ら17人で、「コシヒカリ」や「あきたこまち」など約2600枚を伏せ込みした。手作業で並べる育苗箱もあったが、一部は苗箱並べ機を使用。一定のスピードで後退する機械に箱を乗せると、箱が押されて自動的に地面に並ぶ仕組みで、しゃがんで置く必要がない。職員からは「かかる時間が少なく、均一に並べられるのはいいね」と好評だった。
すべて並べ終えると保温シートをかけ、4日後を予定する発芽を待つ。今後は委託する4人の委託者にハウス内の温度や水くれなど管理を依頼し、職員は定期的に巡回をしながら引き渡し予定の5月22日から24日にそなえる。
和田忍所長代理は「例年通りの伏せ込みができている。育苗期間中、委託者の方には大変ご苦労をお掛けしますが、生産者に状態の良い苗を本年度も渡せるように例年通りの管理をお願いしたい」と話した。
伏せ込みは諏訪市、茅野市、原村の各営農センターでも行っている。