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白ネギ定植作業最盛期 販売高10億円へ意欲 | 県内JAの話題 | JA長野県グループ「農」のポータルサイト いいJAん!信州

作成者: いいJAん!信州|Apr 24, 2026 5:30:00 AM

JA上伊那管内は4月上旬に白ネギの定植作業が最盛期を迎えた。白ネギは同JAの主力品目の一つで、出荷する野菜の中で最も販売金額が大きく、市場からの期待が高い。同JA野菜部会は販売高10億円を目指し、栽培管理の徹底に取り組んでいる。
4月13日には、箕輪町の関谷幸一さん(51)の圃場で、台風や猛暑に強い品種「関羽一本太」の定植作業が行われた。今年は、同JAに事前に注文したチェーンポット苗57枚を専用の機械で植え付け、計3トンの出荷を目指す。関谷さんのこだわりは、除草剤を使用しない栽培方法だ。昨年、細物傾向で収穫量に苦労したことから、JAの指導により基肥の一発肥料を活用して、植え溝への全量施肥の試験を実施している。「関羽一本太」の太く生育の良い特性を活かし、収穫量と品質の向上を図る。
2025年度は、夏場の高温と干ばつの影響で出荷開始時期は細物が多く、2L比率は25%で推移。しかし、気温が落ちついた10月以降は太物率が55%まで上昇し、販売高は過去最高の9億5000万円を記録した。
農業物資の高騰が続く中、同部会は白ネギの安定供給の実現を目指し、国や県などの支援事業を引き続き活用しながら作付面積拡大や省力化、コスト削減に取り組む方針だ。
関谷さんは「初めての試みで収穫が楽しみ。生育が順調であれば来年以降も取り入れていきたい」と期待を寄せた。