JAあづみは19日、安曇野市堀金で「合同面接会」を開いた。無料職業紹介事業の一環で、繁忙期に向け人手を確保したい農家と求職者を繋ぐことが目的。2018年4月から始まり、9年目の取り組みとなる。
同事業は職業安定法に基づき厚生労働大臣の許可を得て行う。2025年度実績は登録人数73人(求職者54人、求人者24人)、紹介実績65件、求人者雇用件数59件だった。
この日は夏秋いちごやキュウリ、リンゴなどを栽培する管内の農家や団体計8軒がブースを並べた。4月から10月頃までの間、収穫や管理作業ができる人やパートや正職員など多様な雇用形態で人材を募集。仕事内容や労働条件、福利厚生などを個別に求職者に説明していた。夏秋いちご農家の芝波田憲朗さんは「収穫期の夏場は人手が必要になるので、多様な人材の確保につなげたい」と話した。
参加は事前予約制で農業に関心を持つ求職者約30人が参加。参加者は、老若男女問わず様々な年齢層が来場し、条件が合いそうな求人者に足を運び説明を聞いた。松本市波田から来場した女性は「4月末に雇用が切れるため夏場に働ける場所を探していた。条件が合いそうなところも見つかり足を運んで良かった」と話した。
営農経済事業部の原一道主任は「面接会は農業の労働力不足の解消が大きな目的の1つではあるが、農家の短期的な人手不足の解消や求職者の長期的な就職まで、双方それぞれの目的に合うよう今後も継続的に開催していきたい。」