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JA上伊那畜産部会定期総会 経営・生産基盤の強化に取り組む | 県内JAの話題 | JA長野県グループ「農」のポータルサイト いいJAん!信州

作成者: いいJAん!信州|Apr 15, 2026 1:30:00 AM

JA上伊那畜産部会は4月7日、伊那市のJA本所で第1回JA上伊那畜産部会定期総会を開いた。昨年4月3日に酪農部会や肉牛部会、中小家畜部会を統合し、発足後初めてとなる総会の開催となった。部会員やJA役職員ら29人が出席し、25年度事業報告や26年度事業計画など3議案を承認した。
同部会は、上伊那地域の生産基盤の強化を目的に統合し、部会員同士の交流促進や活動の活性化を図っている。地元酪農家が企画開発した「酪農家のおもてなし牛乳」や、牛乳と地元企業がコラボしたプリンなどの消費拡大を目指し、JA農産物直売所やフェスでPR活動を実施している。
25年度は、全国的に国際情勢や円安などの影響による飼料や肥料、燃料価格などの高止まりが課題となった。同部会では、酪農事業で自給飼料の確保、乳質や長命連産性の向上に努めた。肉牛事業は、物価高に伴う節約志向の高まりで需要が減退し、枝肉相場は軟調に推移。養鶏養豚事業では、豚熱や鳥インフルエンザなどへの防疫対応の強化とコスト削減に取り組んだ。
26年度は経営環境の一層の厳しさが見込まれることから、専門部別の経営安定対策や生産基盤体制の強化を進める。また、安全安心な農畜産物の提供に向け、地域住民や環境に配慮した飼育管理、乳質の向上、経営基盤の強化に努める。
総会では25年度畜産部会表彰も行われ、乳質優秀者と肉牛販売最高金額表彰の計8人を表彰。受賞者らは、同部会の白鳥廣明部会長から表彰状と記念品を受け取った。
白鳥部会長は「統合から1年、試行錯誤しながら活動を進めてきた。部会員同士が声を掛け合うことを大切にしながら様々な行事に積極的に参加し、一致団結して頑張っていきたい」と話した。