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食糧専門委員会通常総会を開催 米穀実績48億9500万円 昨年対比23%増 | 県内JAの話題 | JA長野県グループ「農」のポータルサイト いいJAん!信州

作成者: いいJAん!信州|Apr 8, 2026 3:00:00 AM

JAあづみ食糧専門委員会は4月3日、安曇野市で通常総会を開いた。支部の代表や、JA役職員ら約50人が出席。25年度事業報告や26年度事業計画、役員改選など4つの議案を審議し、可決した。
丸山新悟専門委員会長はあいさつで「異常気象や生産資材の高騰、農業を取り巻く環境は厳しさを増すが、同会の活動を活発化し、昨年の課題に立ち向かいたい」と述べた。
25年度産の水稲の生育は、高温の影響で平年よりも生育が前進し、後半には台風や長雨の影響により刈り遅れが起きた。生産者が水の管理を徹底したほか、適期の収穫を行ったことで、高温による被害を最小限に抑えることができたものの、白未熟米や胴割れ米が平年に比べ多く散見されたことから、今後も水管理や高温対策に徹底して取り組んでいく。JAあづみのコシヒカリの1等米比率は94.7%。集荷実績は、17万1532俵(昨年対比の95%)であった。
麦の生育では、播種期の降雨によって、出芽遅れや出芽不良が見られ生育量にばらつきがみられた。3月以降の高温によって急速に生育が進み、収量は大麦が310t(昨年対比33%増)、小麦は2652t(同比35%増)と昨年を大きく上回った。JAあづみでは、24年産から管内全域でドローンによる「赤かび病」の共同防除に取り組んでいる。25年産も実施し、赤かび病の制限値を示すDON(デオキシニバレノール)基準値を大幅に下回る結果となった。大豆は高温や少雨の影響を強く受け、昨年対比90%の11737俵となった。
米穀事業全体の販売実績は48億9500万円。(昨年対比23%増)26年度の計画は50億円を目指す。
また、25年度水稲品質改善共進会の表彰式も併せて行われ、最優秀賞で長野県松本農業農村支援センター所長賞の小松正廣さん(=三田)を始め10人の受賞者に賞状と記念品が贈られた。共進会は水稲の栽培技術や品質向上を目指すため、毎年11月に開き、出品数70点を審査。審査基準であるタンパク質やアミロース値などの食味分析値と、整粒や形質等の目視審査で上位10人を決定した。
▽最優秀賞=小松正廣(三田)▽優秀賞=青柳敏治(温)、浅川広幸(穂高)、臼井明美(三田)飯沼克彦(穂高)▽優良賞=手塚裕雄(高家)、平林丈明(有明)、栗原章夫(有明)、青栁治(穂高)、平林龍二(烏川)