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信田種子センター新設工事が完了 品質向上に期待 | 県内JAの話題 | JA長野県グループ「農」のポータルサイト いいJAん!信州

作成者: いいJAん!信州|Mar 24, 2026 1:00:00 AM

JAグリーン長野令和7年7月から工事を進めていた信更町の信田種子センター新設工事が無事に完了した。3月9日、同施設にJA全農長野と施工業者2社、生産者代表、JA役職員の20人が集まり、引渡式を行った。
種子センターは、昭和41年に当時の信田農協に全国初の施設として設置された。信更地区は優良な水稲種子を生産する地域として、その種子を調整するため同施設が使われてきた。その後、機械を更新するなどしてこれまでの施設は稼働から32年を経過し、経年劣化が進んでいるため更新が課題となっていた。また、施設は信田支所の敷地内にあり狭かったため、令和6年度新基本計画実装・農業構造転換支援事業を活用して、新たに信更果実流通センターとして使われている場所へ新設した。令和7年度に着工し、このたび完成した。
新設を機に、信更町内に3か所あった乾燥施設も同施設1か所に集約した。最新の設備が導入され、これまで以上に品質の向上が期待されている。特に籾の色を選別して被害粒や着色籾等の混入を防ぐ色彩選別機では、選別の精度が高いベルト式を採用し、これまで除去が難しかった着色籾等も高精度で除去できるようになった。
引き渡しを前に栗林組合長は、「この種子センターは、先輩方が思いを込めて建設した『やまのぶりんご』の共選所であった。信田の種子生産事業を進めるため、地元のみなさんのご理解とご協力を得て、今日を迎えることができた。長野県の水稲種子の一大拠点として活動する地域にしていきたい」とあいさつした。
実際に稼働するのは令和8年9月頃からで、地域組合員へのお披露目、竣工式は改めて行う予定。令和7年度は乾燥施設で158トン、種子センターで製品255トンを生産した。