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きゅうり栽培に薄膜マルチ導入で高温等対策へ | 県内JAの話題 | JA長野県グループ「農」のポータルサイト いいJAん!信州

作成者: いいJAん!信州|Mar 23, 2026 1:30:00 AM

JAみなみ信州は野菜・花卉の高温対策として薄膜マルチ白黒(0.018)の導入を進め、今シーズンから活用できるよう予約注文を取りまとめた。「きゅうりの産地化」を掲げ生産基盤強化に取り組む同JAは、高温対策が喫緊の課題となっており、対策のひとつとして今後同マルチの活用を進める考え。
同マルチは白・黒・黒の3層になっており、白面を上にして敷き太陽の光を吸収しないことで、マルチ下の地温上昇を抑える効果が期待される。同JAでは全農長野、資材メーカーの(株)埼玉オークラと協力して25年度に管内の生産者圃場で試験を実施。
  従来の黒マルチ(0.02)と比べて平均5度ほど温度上昇を抑制できた。懸念されていた強度は伸縮性があるため上に人が乗っても破れることはなく、剥がす際にも問題なく作業が行えた。収量、収穫期間も従来のマルチと大差がなかった。高温対策として今シーズンから使用できるよう急ピッチで発注手配を整え昨年12月に注文書を配布。49件の申し込みがあった。また、高温対策以外にも農業用廃棄物量削減によるコスト削減や雑草防除による省力効果も期待される。
 今年度は取り扱いの多い2規格にしぼって取りまとめたが、今後は県全体での受注を集約して規格を増やすよう交渉・検討する。真夏以外の時期には必要な地温確保ができるかなど課題もあることから、今後も生産者と情報共有しながら検証を続ける。
同JA営農部営農資材課の知久秀司課長は「少しでも高温対策につながればと、今シーズンから活用いただけるよう取り組んだ。これからも生産者の皆さんの声を聞き、生産と連携しながら役に立つ資材を提供できるよう努めていきたい」と話した。
同JA営農部農産課の小林将彦課長補佐は「夏場の高温対策が様々な品種で課題となっている。資材を活用いただくよう生産者にすすめ、今後トマトやナスにも活用でしていきたい」と話した。