JA信州うえだは2月9日、「中核人材育成研修修了レポート報告会」を本所で開いた。本年度の受講者9名が登壇し、自部門の課題と解決策を発表。審査員としてJA常勤役員らが、テーマの魅力度や論理性、課題解決の提案内容、表現力などの観点で審査し、最優秀賞に金融共済部業務課の花岡健一係長を選んだ。
この研修は、マーケティングの考え方を応用し、論理的な企画書を作成できるような職員の育成が目的。また事業戦略立案までの流れを学習することで、日頃の業務における業務改善提案につなげていくことも期待して、係長・主任級の職員を対象とした。
受講者は10月から1月まで、5回の研修を受講。経営戦略やマーケティング理論を学んだほか、フィールドワークやグループワークを重ねてきた。
この日は、常勤役員をはじめ受講者の所属長など、38名が出席し、各発表を興味深く傾聴した。受講者は、学んできた経営戦略の分析手法を駆使して自部門の現状を分析し、課題とその解決策を提言した。
最優秀賞の花岡さんの発表テーマは、「窓口業務の不平不満 その原因は人手不足なのか」。社会問題となっている人材不足のなか、ネットバンクの普及・利用拡大により事務処理を効率化し、提案・相談業務へ回す時間を創出、そして組合員・利用者に寄り添って問題を解決することで関係強化につなげていくことを、目指す姿とした。
講評として眞島実代表理事組合長は、「職場では、さらに思いを込めて業務改善の提案をし、実現していってほしい。『人の話を聞いて工夫をする、超一流のJA職員』となってくれることを期待する」と、激励した。