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伝統野菜の漬け物 「うんめえ漬け(ぬか漬け)」の販売始まる | 県内JAの話題 | JA長野県グループ「農」のポータルサイト いいJAん!信州

作成者: いいJAん!信州|Feb 13, 2026 4:00:00 AM

安曇野市穂高牧地区の特産で、信州の伝統野菜「牧大根」を漬け物にした「安曇野うんめえ漬け(ぬか漬け)」の販売が14日からはじまる。2025年度は残暑の影響でやや小ぶりではあるものの、味は例年通り良い仕上がりでしっかりと漬かった。牧大根は特有のぱりぱりとした食感が特徴だ。
JAあづみ女性部西穂高支部の「牧大根プロジェクト」は9日、西穂高ふれあいセンター加工所で袋詰め作業をした。メンバー9人はぬか漬けを量りながら真空パックにし、ラベルを張った。「安曇野うんめえ漬け」の主力商品のぬか漬けは25年度、約2500袋の出荷を予定している。1袋(200グラム)550円。安曇野スイス村ハイジの里やファミリーマートJAあづみ烏川店、穂高農産物直売所で販売する。
「安曇野うんめえ漬け」の加工・販売は今年で15年目を迎える。幅広い世代に親しまれるよう約3カ月の漬け込みで辛味をなくすなど、消費者の声や時代に合わせた味の改良を重ねてファンを増やしてきた。塩分控えめでお茶請けやご飯のお供など用途が多様。1カ月で完売する人気商品だ。
同プロジェクトは、種まき収穫、加工、販売までを手掛ける。例年種は地元の栽培農家から購入していたが、採種を担ってきた購入先が高齢化などにより作業継続が難しくなったことから、プロジェクトメンバーで昨年から新たに採種作業にも取り組み始めた。採種作業は7月中旬に行われ、9月初旬に播種、11月中旬に収穫・漬け込みを開始した。伝統野菜を守り、継承するためプロジェクトメンバーが一体となって取り組んでいる。
メンバーの熊井悦子さんは「うんめえ漬けを待ってくれる人がいるから励みになりがんばれる」と話した。3月からは福神漬けにした「七福神」の販売も始まる予定だ。