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長野市の農業課題解決へ連携強化 | 県内JAの話題 | JA長野県グループ「農」のポータルサイト いいJAん!信州

作成者: いいJAん!信州|Feb 12, 2026 2:30:00 AM

長野市農業協同組合協議会(JAながの、JAグリーン長野)は2月2日、長野市役所で開かれた「長野市三者農政懇談会」に出席した。長野市経済振興議員連盟(長野市議会新友会)、長野市農業委員会、長野市農業協同組合協議会の三者に加え、長野市農業青年協議会がオブザーバーとして参加。各団体が農業振興にかかる取り組みや振興方策を報告し、農業を取り巻く課題解決に向けて、農業関連団体の連携強化を確認した。
冒頭、経済振興議員連盟小泉栄正会長が「様々な問題を議論しながら三者一丸となって長野市農業の発展に尽力いただきたい」とあいさつ。議事では、農業協同組合協議会栗林和洋会長が議長を務め、各団体が2025年度の取り組み及び課題について報告した。
JAグリーン長野石坂裕一営農販売部長は組合員向け経営実態調査の実施や、新規就農者支援、気候変動対策などの取り組みを説明。また高齢化や後継者不足、鳥獣被害などの課題解決に向けて、関係機関と連携しながら生産基盤の拡大と地域農業の活性化を進めていることを報告した。JAながの小林俊一営農部長は、高温対策本部の設置や、品種転換、かん水設備助成などの気候対策、産地振興や担い手確保、DX化、有害鳥獣対策の強化を通じて、農業所得向上と持続可能な農業経営を目指していることを報告した。
意見交換では、気候変動による産地形成への不安や将来を見据えた対策の必要性が指摘された。さらに、農地整備や後継者不足、耕作放棄地の増加など多くの課題が挙げられ、若手育成、農地集約や行政を含めたほ場の見直しが重要とされた。また、基盤整備における地域主体の取り組みと農業関連団体の積極的なサポートの必要性についても意見が交わされ、地域と農業関連団体が協力・連携して課題解決に取り組む重要性が改めて確認された。