県内JAの話題

JA洗馬が親元就農者を支援 | 県内JAの話題 | JA長野県グループ「農」のポータルサイト いいJAん!信州

作成者: いいJAん!信州|Feb 6, 2026 1:00:00 AM

JA洗馬は2月6日、2025年度就農支援金の贈呈式を塩尻市のJA洗馬本所で開いた。JA独自の補助対策「生産振興ビジョン」の就農支援事業の一環として、親元就農者を支援する。北沢泉組合長が、續木菜々子さんと田中宏樹さんの2人に目録を手渡した。
同ビジョンは、生産振興や労働力確保などを目的とし2011年度から始めた。後継者の育成、生産拡大支援や生産安定対策、就農支援などの事業と、ハウスや資材の導入に対する助成など多岐にわたる。續木さんと田中さんは、親元に就農する予定の50歳未満の後継者またはその配偶者を対象とした就農支援準備金の支援を受けた。
續木さんは、大学卒業後、実家でレタスなどの栽培を行う両親と祖父のもとに2023年4月に就農した。就農してみて、夏場は気温が高く体力的に大変だったり、自然が相手なので思い通りにいかないのが難しいという。今後は、気候に合わせた農業を目指すとともに、資材費も高くなっており、農業で暮らしていけるような計画を立てていきたいと目標を語った。
田中さんは、小さい頃からレタスなどの栽培を行う両親の手伝いを行っていて、その時に父親の背中を追いかけたいと思い、農業大学校で2年間学び就農した。自分の手で育てた野菜が皆さんに食べてもらえるのが一番のやりがいで、美味しく食べてもらえたらと思い定植から出荷まで行っている。一方で、就農してみると今まで気にしていなかった経営面など細部にまで入り込んでいくと頭を使うので大変だと感じている。また、資材費が高騰して利益が出しにくいことや、連作すると病気などの障害がでるのでローテーションしたいが土地が不足しているとの課題も感じている。いずれは、従業員を雇うなど規模拡大して利益が出せる経営を目指したいと抱負を胸にした。
北沢組合長は「この支援準備金は先代の組合員の皆さんの理解のもと積立ててくれた貴重な財源のなかから交付していることを理解して頂きたい。この準備金を原資として規模拡大に方向付けするなどそれぞれの地区の農業振興に寄与してもらいたい」と激励した。