長野県南信州地域振興局南信州農業農村支援センターは1月16日、飯田市の飯田合同庁舎で「令和7年度南信州きゅうり新規栽培者情報交換会」を開いた。飯田下伊那管内できゅうり栽培を開始しておおむね5年以内の農業者7人と南信州担い手就農研修制度の研修生12人、JA全農長野、JAみなみ信州職員、資材等関係業者、同センター職員らが参加した。新規栽培者が課題や経営について情報交換する仲間づくりの場として毎年開催しており、今年で4回目。
情報交換はグループワーク形式で行い、参加者がそれぞれ今年度の栽培の振り返りと課題や悩みなどを発表。“忙しい中でいかに日々の作業を平準化できるか”が共通の課題としてあげられ、作業スケジュールや病害虫対策などについて工夫していることを情報交換した。この日は全体で「夏秋きゅうり優良栽培者による環境モニタリングの分析結果」が共有され、モニタリングを実施した生産者もグループワークに加わり、優良生産者に質問する場面もあった。
参加した滝沢桜さん(22・飯田市)は「他の生産者が実践している、収穫しながら管理作業をする方法を自身も取り入れたいと思った。環境モニタリング装置についても興味深い」と話した。
南信州野菜の主力品目のきゅうり栽培では、過去5年間で新規栽培者がおよそ70人増える中、基本技術の習得や農業への定着、経営安定のために就農初期での仲間づくりが重要だとして同会を開催している。これまでにも新規栽培者を対象とした栽培指導会実施や、今年度は環境モニタリング実施生産者のほ場見学などを行った。