JAグリーン長野営農販売部は12月9日から19日にかけ「営農懇談会」を開いた。懇談会では、次年度の農業振興計画に沿って、補助施策や振興品目について説明するとともに、肥料・農薬・果実袋の「年間特別予約」による生産コストの削減を提案し、営農に関する質問や意見も広く受け付けた。また、今年度行った正組合員向けの農業実態調査の結果の一部も報告し、調査で明らかになった地域農業の課題や現状について、参加者全員で共有し、さらなる農業振興への協力を呼びかけた。
長野市松代町西条地区を対象に西条公民館で12月12日に開いた懇談会には、生産者13人が出席し、JAからは栗林和洋組合長と松代支所支所長、営農技術員が出席した。生産者からは基盤整備の必要性や水の確保に関する課題など、現状の悩みが提起され、JAはそれらの声を課題として受け止めた。
栗林組合長は「高齢化や気候変動などで農業が厳しい状況にある。組合員のみなさまの声を聴き、行政とも連携して地域農業の振興に取り組んでいきたい。農地の減少や生産資材の高騰、販売高の減少が課題となっている一方で、品質の良いものは高値で取引されている。より多くの良いものを生産していただきたい」と話した。
JAでは懇談会での生産者の意見について、内部で情報を共有し、計画や事業運営、農業振興に向けて反映させていきたい考えだ。