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第5回市田柿品質コンクール審査会 | 県内JAの話題 | JA長野県グループ「農」のポータルサイト いいJAん!信州

作成者: いいJAん!信州|Dec 23, 2025 1:00:00 AM

JAみなみ信州柿部会と同JAは22日、飯田市の同JA本所で「第5回市田柿品質コンクール」審査会を行った。同JA市田柿の品質レベルの底上げと生産技術の高位平準化を図り、部会で目指す最高品質の市田柿を選出しようと毎年行っている。今年は加工期の天候が安定していたものの、原料柿の高糖度による保水力の高さから仕上がりが遅れる中、170gトレーの部15点、700g化粧箱の部9点、バラの部9点の出品があった。3部門あわせて最優秀賞2点、優秀賞2点を選出した。
あいさつに立った同部会の松澤正芳部会長は「生産者の努力と高い栽培技術で、ワンランク上の良い柿が出品されたと感じている。毎年異なる難しい加工環境ではあるが、これからも部会全体で技術レベルを高めていきたい」と話した。
審査員は長野県南信農業試験場、南信州農業農村支援センター、一社)長野県農村工業研究所、長野県農政部職員ら7人が務めた。市田柿の加工品質に重点をおき、品質状態(乾燥状態・粉の具合・色上がり・大きさと形状の均一性・果肉状態・食味)に加え、荷造りや見栄えといった包装技術や商品性も総合的に審査した。
審査長を務めた長野県南信試験場の小川秀和場長は「出品されたものはどれもハイレベルで、その中でも特に光るものを探すよう審査した。今年も微妙な温度変化に苦労されたと聞いており、生産者の皆さんの技術の高さを表している。コンクールを目指すことで市田柿ブランドのレベルアップにつなげ、さらに部会全体の生産技術向上に期待する」と話した。
同コンクールの受賞者は受賞翌年から5年間、同JA市田柿最高品質商品「匠の頂??」の特殊荷造りで出荷ができる。今年度もこれまでの受賞者12人による出荷が行われており、22日現在700g化粧箱205箱(前年同日比78%増)、170gトレー5箱(1箱5.1kg・前年同)を出荷し化粧箱は今月27日頃まで、トレーは来年1月下旬頃まで出荷が続く。市場や売り場での認知度も上がっており高級百貨店などで高値で取り扱われ、同JA市田柿ブランドをけん引する存在となっている。5年目の今年の受賞者が加わる来年度は最大数による匠の頂グループ販売となり、物流量増や販路拡大も期待される。