長野県信連主催信用部会南信地区協議会は１４日、飯田市のＪＡみなみ信州本所で「渉外担当者情報交換会」を１４年ぶりに開いた。管内ＪＡみなみ信州、ＪＡ上伊那、ＪＡ信州諏訪の渉外担当者の学習と交流の機会として開催。今年は令和６年度県の優績渉外担当者コンクールで優秀な成績を収めたＪＡグリーン長野を招待し４ＪＡの渉外担当者６０人が参加し、さらなる営業力向上を図った。
この日は６人のグループに別れて「成功につながるのは準備段階から」をテーマに普段の業務で心がけていること、またその成功例や失敗例などを話し合い模造紙にまとめ全体に発表し共有した。発表の中で「それぞれの地域で頑張る担当が刺激し合いながら頑張っていきたい」などの発言もあった。その後ロールプレイングを行い、グループワークで確認したことを踏まえながら担当同士の良さを学んだ。
同ＪＡ山本支所信用課の宮下育巳担当は「自身が普段心がけている“こまめな訪問活動”が共通点であり、ＪＡの強みだと感じた。改めてお客様に寄り添った提案が大切だと確認できた。今後の業務もこれまで以上にお客様のお役に立てるよう励みたい」と話した。
同協議会会長で同ＪＡ金融共済部の矢澤章浩部長は「ＪＡの特色や取り組みなどを共有し学んだことを自分のものにして、それぞれの地域での推進に活かしてほしい」と話した。