JA信州諏訪茅野中央支所は10月24日、茅野市の宮川小学校の「宮川ドリームゼミ」に参加した。同支所とJA営農部の職員計4人が、児童にJAが行う営農事業や金融事業、共済事業についてわかりやすく説明。管内産スターチスを使ったアレンジメントを作り、児童へ農業の興味を促進させた。
ゼミは、全校児童が対象。キャリア教育の一環で、地元で働く人から地域や職業などについて話を聞く。地元の企業や行政機関など30団体から、3~6年生は3団体を選びグループに分かれて体験。1回30分の講座を3回回った。1・2年生は、クラスごと講座を体験した。
JAのブースは、児童計52人が訪れた。同支所の野明光幸統括所長が、JAは農家の支援や金融、共済の仕事をしていることを説明した。営農部営農企画課の有賀治彦課長代理は、管内で栽培している野菜や花きを紹介した。
山梨県の「清春アンデルセン」の小林美登利代表の協力で、管内産スターチスで作ったきのこ型のアレンジメント「きのぴー」を制作した。JA職員が児童ををサポート。児童は花器の上部にスターチスを付けて髪型を表現し、下部に顔を書いて個性あふれる作品を作った。
6年生の宮坂結衣さんは「農業はもともと興味があった。講座を受講して、さらに農業に親しみが沸いた。アレンジメントも上手に出来てうれしい」と話した。