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「サンふじ」トップセールス 東京や地元市場、北九州で出来栄えをPR | 県内JAの話題 | JA長野県グループ「農」のポータルサイト いいJAん!信州

作成者: いいJAん!信州|Nov 6, 2025 5:45:00 AM

JAあづみは10月31日、出荷が始まった安曇野産リンゴの主力「サンふじ」のトップセールスを、東京都中央卸売市場大田市場(大田区)と松本市公設地方卸売市場で行った。同日に開催し、消費拡大の動きを加速させた。
大田市場は、宮澤清組合長と安曇野市の太田寛市長、地元市場はJAりんご部会の二木寿夫副部会長と相馬和揮衛常務が、2025年産の出来栄えをPR。市場関係者や仲卸業者らに、一層の消費拡大を呼びかけた。
大田市場では、トップセールスを行った宮澤清組合長は「夏場の厳しい猛暑にもかかわらず、生産者の皆さんが丹精込めた育てたサンふじは、味よし着色よしの仕上がりとなった。12月まで積極的な販売を行っていただきたい」と話し、仲卸業者らに2個入りのサンふじを配り、魅力を伝えた。
地元市場では、仲卸業者らにサンふじの試食品を提供し味の良さをアピール。二木寿夫副部会長は「これからも生産者として出荷に努めていきたい」と話した。
トップセールスに併せて行われた初せりでは、仲卸業者が「特秀」(28玉、10キロ)を地元市場は11万、大田市場では12万円でせり落とし、会場は拍手に包まれた。
市場関係者は「玉揃いがよく出来が良い。全国的に小玉傾向だが、あづみのリンゴは品質の良いものを取り揃えている。集荷したリンゴを全力で販売していく」と話した。
11月1日には、福岡県の北九州青果株式会社で内田信一専務とりんご部会の佐原茂部会長らがトップセールスを行い、仲卸業者が「特秀」(28玉)サンふじを15万円でせり落とした。挨拶の中で今年の出来栄えの良さと12月までの販売促進をした。