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新米で五平餅づくり 女性部の食育活動 | 県内JAの話題 | JA長野県グループ「農」のポータルサイト いいJAん!信州

作成者: いいJAん!信州|Oct 31, 2025 1:00:00 AM

JAみなみ信州女性部龍江支部目的別グループ「つぼみ」は17日、飯田市の龍江保育園で同園の年長・年中園児21人と五平餅づくりを行った。毎年新米がとれるこの時期に同園で五平餅づくりを行っており、20年近く続けている。孫が在園しているメンバーもおり、地元で育つ子どもたちに食の大切さや楽しさを伝えている。
この日は4升の米を炊き、メンバーが粒が残るくらいにつぶし丸めた米を園児が型に入れ形成した。2つずつ串に挿し、くるみと味噌でつくったタレをつけ炭火で焼き、香ばしい五平餅が出来上がった。メンバーは「じょうずだね」「五平餅と呼ぶけれど、ふつうのお米でつくるんだよ」と園児に声をかけながら作業を楽しんだ。
年長の池田響ちゃん(5)は「家でも作ったことがあるけれど、今日は皆でつくれて楽しかった。やさしく教えてもらえた」と笑顔で話した。
同グループ代表の松島千代子さんは「ちょうど今日は孫がいて楽しい特別な思い出ができた。子どもたちに郷土の味を知ってもらい、大きくなっても思い出してもらえたらうれしい」と話した。
「つぼみ」は現在15人のメンバーがおり、小学校のクラブ活動の料理講師や、年明けには同保育園での餅つきも行うなど、地域の子どもたちに食育活動を行っている。