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東京から稲作を体験 米作りの大切さ学ぶ | 県内JAの話題 | JA長野県グループ「農」のポータルサイト いいJAん!信州

作成者: いいJAん!信州|Oct 9, 2025 1:30:00 AM

JA信州諏訪茅野市営農センターは9月25日、東京都の学校法人川村学園川村小学校の稲刈り体験を支援した。同校3年生94人が参加。田植えと稲刈りを体験し、米作りの大切さを学んだ。
この日刈り取った稲は、5月15日に田植えをしたもの。児童が稲作体験を通して、米作りに携わる人への感謝の気持ちを育むのが目的。JAは同校の依頼で、茅野市の湯田坂文幸さん(77)の協力を得て10年ほど前から支援している。
茅野市の圃場で、同センターの五味広孝所長が成長した稲や管理について説明。1株24本前後に増やすことや、水田の水温管理が生育に大きく影響することを話した。児童は真剣に話を聞き、質問をしながら興味を深めた。
その後、児童は1人1丁ずつハサミを持ち、クラスごと稲を切り取った。株元から2本収穫。収穫した稲は、学校へ持ち帰り授業でさらに知識を深める。「やった」「採れた」などと喜びながら体験した。
湯田坂さんは「米作りの大切さを感じて欲しい。感謝の気持ちを持って、食事を楽しんでもらえればうれしい」と話した。