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食育フォーラムで食育活動の取組み展示発表 「国消国産の日」のPRにも注目 | 県内JAの話題 | JA長野県グループ「農」のポータルサイト いいJAん!信州

作成者: いいJAん!信州|Sep 30, 2025 2:00:00 AM

JA信州諏訪は9月27日、長野県諏訪保健福祉事務所が岡谷市生涯学習館で開いた「令和7年度諏訪地域食育フォーラム」で、食育活動の取組みを展示発表した。地元小学校での稲作体験支援やJA集荷所見学の様子を紹介し、JA長野県統一運動「10月16日 国消国産の日」の認知を広げた。多くの人が訪れ、パネル展示を眺めたり、配布資料を手に取ったりして、取組みに関心を寄せていた。
このフォーラムは、地域住民の健康づくりへの意識を高めること、関係機関・団体と連携した食育の推進、健康づくり県民運動「信州ACEプロジェクト」普及・啓発が目的。諏訪地域6市町村でローテーションして年1回開催している。
JAは諏訪地域食育推進連絡会の構成団体として参加。管理部協同活動推進課と地元のJA岡谷支所が展示を用意した。
パネル展示では、岡谷市の長地小学校と岡谷田中小学校の稲作体験支援として、代かきや田植え、稲刈り、収穫祭などの様子をまとめて掲載。また、小学生の集荷所見学受け入れや子ども食堂のサツマイモ栽培支援などを行い、食育に力を入れていることを紹介した。配布資料として、管内で生産している野菜や花のパンフレット、稲作体験支援を特集したJA機関誌「月刊JA’s民」9月号なども並べた。
さらに、食育を通じて「国消国産」をさらに広めていく重要性も強調。「国消国産の日」をPRした。国消国産PR施策「信州産もっと推し党」党首の藤森慎吾さんや乃木坂46起用のポスターも掲示し、注目を集めた。
協同活動推進課の前田直之課長は「JAの食育の取組みや国消国産の日を知ってもらえる良い機会となった。より多くの方に理解・共感を深めてもらえるよう、情報発信を続けていく」と話した。