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JAあづみ2025フォトコンテスト審査会 102点のなかから受賞者が決定 | 県内JAの話題 | JA長野県グループ「農」のポータルサイト いいJAん!信州

作成者: いいJAん!信州|Sep 24, 2025 4:30:00 AM

JAあづみは18日、同JAの本所で創立60周年記念事業の「JAあづみ2025フォトコンテストの審査会を開催した。今年で32回目。厳選な審査の結果、102点の応募作品の中から、60周年記念特別賞に下田忠寿さんの「青空を泳ぐ」、金賞に古畑良夫さんの「家族のチームワーク」が選ばれた。
審査会では、写真家や映画監督、関連団体などの外部審査員ら7人とJA役職員合わせて15人の審査員が、色彩の美しさや写真から溢れる四季感や表現力などを採点し、60周年記念特別賞や金賞のほか、季節にスポットをあて春夏秋冬をそれぞれ選出する安曇野季節賞、佳作など16点を選出した。
同JAでは、今年創立60周年を迎えるにあたり「国消国産」と「安曇野の伝統や文化を守り次代に繋ぐ」をコンセプトに、様々な記念事業を展開していて、同コンテストでは初の「60周年記念特別賞」が特別に設けられた。
同賞を受賞した下田さんの「青空を泳ぐ」の作品は、JAあづみのカントリーエレベーターを背景に、空を泳ぐ鯉のぼりが収められた構図。菜の花の上で鯉のぼりが泳いでいる躍動感や季節感、JAあづみの施設が写された点が評価され特別賞に選ばれた。下田さんは「受賞することができ大変嬉しい。時代とともに生活様式などが変化していくが、これからも昔と変わらない、いい風景を写真で残していきたい」と話した。
金賞を受賞した古畑さんの「家族のチームワーク」では、雪解けの常念や北アルプスを背景に田植えをしている家族が写された構図。冬を象徴とする山々と、田植えをする人物の動きが伝わりいきいきとしていて、絶好なタイミングでシャッターを切ったと評価された。古畑さんは「周りの人にいい写真と言われていたため受賞してとても嬉しい。4年前から20年ぶりに写真を再スタートし、今回の受賞が励みになった。これからも写真を撮り続けていきたい」と話した。
60周年記念特別賞や金賞のほか、入選した作品は同JAの2026年度のオリジナルカレンダーやホームページなどで使用する。