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「うまみ成分」でおいしいお米を味わってほしい | 県内JAの話題 | JA長野県グループ「農」のポータルサイト いいJAん!信州

作成者: いいJAん!信州|Sep 18, 2025 1:30:00 AM

JA信州諏訪は9月10日、富士見町で初めて「うまみ精米」機能が付いた精米機を導入した。利用頻度の高いJA富士見町農機センター前の精米機を更新。稲刈りシーズンを前に設置し、多くの組合員や地域住民に利用してもらいたい考えだ。
この精米機は、「うまみ白米」と「うまみ玄米」の機能を持ち、時間をかけて優しく精米することで米のうま味層を残す精米方式。同JA管内では、2025年2月に諏訪市のJA旧四賀営業所敷地内に初導入した。
この日は、夕方から機械の稼働を始めた。精米機を設置した地区は、周辺に水田が多く精米機の利用者が多い。これを受け、「多くの利用者においしいお米を食べてもらいたい」という思いから設置した。
利用者の小池春長さん(71)は「初めて『うまみ』方式で精米をした。機械が新しくなりありがたい。従来との違いを味わいたい」と話した。
同JAの小林昇経済事業本部常務は「うまみ精米は、おいしく栄養価も高い。多くの人に利用してもらい、味を確かめてもらいたい」と話した。