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信更地区“やまのぶブランド”「シナノドルチェ」出荷 収穫出荷講習会開催 | 県内JAの話題 | JA長野県グループ「農」のポータルサイト いいJAん!信州

作成者: いいJAん!信州|Sep 18, 2025 4:30:00 AM

JAグリーン長野りんご部会信更支部は9月12日、篠ノ井の西部青果物流通センターで信更地区のシナノドルチェの出荷が始まり、それに合わせて、信更町の信更果実流通センターでシナノドルチェ収穫出荷講習会を開いた。部会員32人が参加し、収穫適期の判断や目安、出荷基準を確認した。
営農技術員は「過熟に注意し、少し青みがあるうちに採った方がよい。食べてみて確認を」と熟度優先での収穫を伝えた。また、夜蛾、シンクイムシの被害が多く、夜蛾の被害については流通経路に乗らないように「生産者、選果・荷造り従業員でよく確認していくしかない。いかに早く除去できるかが大事」と話し、注意を呼びかけた。
7月に降った雹の影響が出ており、出荷基準が細かく分かれているため図や見本果で仕分け方法を説明した。生産者も見本果を囲んで、あらためて出荷基準を確認し合った。信更地区のシナノドルチェの荷受けは9月29日まで続く予定。
信更地区はグリーン長野管内の他の地域より標高が高く、日当たりもよい、おいしいりんご「やまのぶブランド」が生産される地域。昨年度までは信更果実流通センターで選果・出荷をしていたが、今年度からは西部青果物流通センターへ機能移転して、「やまのぶブランド」を維持して出荷している。