JA佐久浅間は、職員一人一人の能力を向上、開発し、組合員や地域に信頼されるJA職員を育成することを目的に、中核人材育成研修を毎年開いている。
今年は各部署の20代、30代の職員10人が参加。JA長野中央会から講師を招き、9月から来年2月まで月1回、全6回の日程で開く。
最終講義では研修成果を修了レポートにまとめ、常勤役員らにプレゼンテーションを予定している。
9月11日、佐久市のJA本所で第1回の講義を開いた。髙栁利道組合長は「研修で気付くこと、学びを生かすことが重要。一歩踏み出し、諦めることなく挑戦してほしい。最終講義では、新しい視点でのレポート発表に期待している」とあいさつした。
研修では、JA長野中央会経営支援部教育研修センター職員が、チームビルディング(組織づくり)と論理的思考法について講義した。
金融部資金課の櫻山由太さんは「研修で思考方法やマーケティングなどを学びスキルを高め、JAと組合員、農業の未来を考えられる職員を目指したい」と意気込んでいる。
JAでは、中期計画の「JA佐久浅間長期ビジョン令和7年度~9年度3カ年計画」にJAを支える人材の育成を掲げ、組合員や地域に信頼される人づくりに取り組んでいく。