JAグリーン長野は9月5日・6日、長野市真島町の真島臨時駐車場で「秋の農業機械統一展示相談会」を開いた。恒例の秋の展示会で、農業機械メーカーなど13社が集まり、管理機、トラクター、コンバイン、草刈機など約130台の農業機械の展示がされ、2日間で317人の来場があった。
各メーカーのブースでは、来場者が気になる商品について、機械を実際に触ってみながら、メーカー社員から使い方や特徴など説明を受け、実用性を確認していた。
昨年から行っている職員によるセルフメンテナンス講習会が、管理機、刈払機、常用草刈り機の3種類の機械について開かれた。5日の管理機の講習会では7人の来場者が集まった。実際に管理機を使っての講習会で、参加者は説明する職員と機械のまわりに集まり、機械をのぞき込みながら説明を聞き、都度質問する真剣な姿が見られた。普段のメンテナンス時に行う、油のさし方の説明では油をさす場所やさし方が実演され、見学した参加者は「油をさしてはいけないところはどこか」と質問し、注意するべきことを確認していた。
参加者は「買って2~3年経つ。今はいいが、これから壊れてきたりするので、長く使うためにメンテナンスをしていかないと」と話した。JA職員は「普段からメンテナンスして長く使っていただきたい。何かあれば問い合わせを」と話した。
開会にあたり小林寛久常務は「今日の展示会は農家のみなさんとの話し合いの場と考えている。来年につながるような対応をしてほしい」と激励した。