塩尻市立吉田小学校3学年の生徒約80名が9月12日に、JA洗馬の岩垂予冷センターに社会科見学で訪れた。
同校は「わたしたちの住む地域のために働く人たちや施設の様子、工夫を学ぶ」目的で、地元塩尻市で農業が盛んな塩尻市洗馬地区のJA洗馬の野菜集出荷拠点の一つである「岩垂予冷センター」を見学した。JA洗馬はレタス栽培を通じて長年、地元の小学校と交流を行っている。
営農技術員の佐原果緒里さんが「レタス栽培の歴史」や「予冷センターの役割」「レタスが消費者まで届く過程」などクイズを出しながら説明した。児童は熱心にメモを取ったり、「一番大変なことは何ですか」「予冷センターで何人働いていますか」などの質問が出された。佐原さんは寄せられた質問に丁寧に答え、「洗馬の新鮮なレタスを全国の皆さんに食べてもらうことが予冷センターで働いている人達の願いです」と感想を述べた。
JA洗馬は、今後も次世代とのつながり強化に向け、地域の学校などとの連携を深めていきたい考えだ。