ＪＡ信州諏訪は９月６日、岡谷市のイベント広場及び蚕糸公園で、第２１回ＪＡ信州諏訪農業祭岡谷市会場を開いた。新鮮野菜や果物の販売、組合員向け福引抽選会、女性部コーナーなど、子どもから大人まで楽しめるさまざまなイベントを行い、約３０００人が来場した。
農産物販売コーナーでは、特別価格のセルリーやズッキーニ、ブロッコリーなどの地元農産物を買い求める人で賑わった。開会式終了後から来場者が押し寄せ、約２時間で完売した。
女性部コーナーでは、手作りの赤飯を先着１００食分配布した。整理券を求めて長蛇の列ができるほど注目を集めた催しで、「赤飯のレシピを知りたい」との声もあった。同コーナーでは「シャカシャカおにぎり作り」も行った。紙コップにコメとふりかけを入れて、上下左右に振ると丸いおにぎりになる仕組みだ。子ども連れに大人気で、子どもたちは作ったおにぎりをおいしそうに頬張っていた。
他にも、ポップコーンの無料配布や、「お米グラム当てゲーム」など、多彩なブースを設け、会場を盛り上げた。
会場に訪れた女性（３９）は「初めて来場して、人の多さに驚いた。野菜が安く買えたり、おにぎり作りもできて、親も子どもも楽しいイベントだった」と話した。
小平淳組合長は「安全安心を確保した農産物を消費することは、自分の健康を守ることにも繋がる。農家の皆さんやＪＡに対する理解を深めて楽しんでもらえたら嬉しい」とあいさつした。
今後、９月には諏訪・茅野会場、１０月には原・富士見・下諏訪会場を控える。各会場で、多くの催しを予定する。