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地元小学生が集荷所を見学 農産物への理解を深める | 県内JAの話題 | JA長野県グループ「農」のポータルサイト いいJAん!信州

作成者: いいJAん!信州|Sep 10, 2025 1:00:00 AM

富士見町のJA信州諏訪富士見町営農センターは9月5日、諏訪市立中洲小学校3年生の野菜集荷所・花き共選所の見学を受け入れた。児童99人が、社会科見学「諏訪めぐり」の一環で来所。地元農産物への理解を深めた。
この日は、同センター職員2人が集荷所の役割や、集荷される野菜や花きの種類を説明。
花き共選所では、和田忍所長代理が、生産者から花を集荷してから店頭に並ぶまでの期間を説明。同センターでの集荷はきくとカーネーションの2品目で、実際に出荷準備が整った花を見せながら、「花が開きすぎないうちに箱詰めするのは、一番きれいな状態で消費者にお届けするため」など、わかりやすく解説した。また、花を保管する室温7度位の予冷庫も見学。児童からは「寒いね」「お花のいい匂い」などの声が聞かれた。
野菜集荷所では、小林基隼営農指導員が、実際にパセリやフェンネルなどの野菜を見せながらクイズを出題。「これは何の野菜でしょうか」という問いかけに、生徒たちは元気よく手を挙げて答えていた。また、ブロッコリーの鮮度を保持するための氷詰め作業を実演。児童は「すごい!」と興味深そうに作業を観察していた。
3年1組の柳浦桃奈さん(9)は「きくもカーネーションもいろんな種類があることを初めて知った。野菜はおかわりして食べるくらい好きなので、施設を見ることができてよかった」と振り返った。
和田代理は「農家さんの大変さとともに、JAの仕事も知ってもらえるいい機会になった。花を買ってプレゼントするという習慣をつけてもらえたら嬉しい」と話した。