JA信州諏訪の組合員向け3B体操教室が9月9日、茅野市総合体育館で開いた、「公益社団法人日本3B体操協会第15回長野県大会」に参加した。諏訪地域での開催は初めてで、茅野市は県内有数の3B体操会員数を誇る。皆で気持ちよく身体を動かし、日頃の活動の成果を披露した。
この大会は、会員同士の交流を深め、地域への3B体操普及を目指すことを目的に毎年1回、県内各地で行われている。これまでは会員を増やしたい地域で開いていたが、今年は趣向を変え、会員が多い同市が会場に選ばれた。
3B体操は、ボール・ベル・ベルターという3つの用具を使い、音楽に合わせて体を動かす健康体操。
この日は、会員・指導者・来賓・地域住民合わせて約300人が参加。そのうち、同市・富士見町・諏訪市・下諏訪町からは計24団体が集まった。
会員は3チームに分かれて日頃の成果を披露。同教室は、「メキシカン・ワルツ」に合わせて巧みにボールを操り、会場から大きな拍手が送られた。指導者30人は、ベル・ベルターを使って伸びやかにダンスし、観客を魅了。全員で、2人1組で行うダンスを体験する時間もあり、団体の垣根を超えた交流も楽しんだ。
同教室の横内洋子さん(67)は「練習通りにできてよかった。施設を貸してもらっているJAに感謝し、これからも頑張って続けていきたい」と話した。
同教室講師の樽井洋子先生は「会員が喜んで参加してくれてよかった。3B体操の人口をもっと増やし、皆で健康長寿を目指していきたい」と意気込みを語った。