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第37回JA上伊那立毛品評会 伊那市内の9圃場を審査 | 県内JAの話題 | JA長野県グループ「農」のポータルサイト いいJAん!信州

作成者: いいJAん!信州|Sep 9, 2025 2:30:00 AM

JA上伊那立毛品評会運営委員会は9月2日、第37回JA上伊那立毛品評会(トルコギキョウ)の審査を行った。JA上伊那や上伊那農業農村支援センター、JA全農長野の担当職員など13人が審査員を務め、伊那市内の9圃場を回った。
立毛品評会は、花卉の栽培技術や品質向上を目的に毎年開催し、トルコギキョウの他にもアルストロメリアやスターチスなど品目ごとに審査を行っている。
トルコギキョウはJAの主力品目の一つ。上伊那産のトルコギキョウは、JA管内で改良されたオリジナル品種が特徴で現在は約80種類の品種を栽培し、トルコギキョウ全体の出荷数量の約8割を占めており、気候に合わせた丁寧な栽培管理を行っている。
トルコギキョウは他の品目に比べて暑さに強いが、今年は高温の影響で葉や花が焼けやすくなっているため、夕方にかん水を行うことで蒸れを防ぎ、遮光資材を用いて適期の暑熱対策などに取り組んでいる。
審査は、草姿や病害虫の発生、枝整備や仕立て方を含めた管理状況を確認し、100点満点で採点した。表彰式は3月に開かれるJA花き部会定期総会で行う予定だ。