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ブドウ園地見学会で新規栽培者を拡大 | 県内JAの話題 | JA長野県グループ「農」のポータルサイト いいJAん!信州

作成者: いいJAん!信州|Sep 5, 2025 1:00:00 AM

JA佐久浅間が2021年9月に立ち上げた「ぶどう栽培振興プロジェクト」では『ぶどう三姉妹』を重点振興品目とし現在は50戸が栽培。2030年には100戸の生産者および販売取扱量26トンを目指している。
新規栽培者獲得のため、佐久市のブドウ栽培実証圃でシャインマスカット栽培入門作業体験会・園地見学会を開き9人が受講している。4月に剪定後の樹形や樹づくりの見学を行い、6月に房切・摘粒の作業体験を実施。9月1日、収穫時期の目安や外観を知るためシャインマスカットの出来栄えを確認した。
3年前からブドウを栽培している立科町の女性は「自己流で栽培していたがなかなか思うようなものが出来なかった。店頭の販売員に話を聞いてみたが納得できず、見学会の募集を見て参加した。実際に園地に来て実物を見て話を聞くという事がとても大事な事と感じた」と話した。
指導するJA営農経済部果樹振興センターの柳澤憂呂係は「参加者の大半が自己流で栽培していた。疑問や不安に思う事は聞いてもらい、高品質なブドウを栽培してほしい」と話している。