JAみなみ信州女性部飯田支部は飯田地区農業振興会議の協賛で8月26日、部員27人が参加し同JA飯田支所集荷場で「健康野菜と花の会」を開いた。部員に季節の野菜苗を配布し、家庭で野菜作りを楽しむことで健康な生活を送り、地域の耕作放棄地増加抑制につながればと毎年取り組んでいる。
この日は今年度はプチヴェール、ブロッコリー、カリフラワー、キャベツの4品種の苗をそれぞれ4本ずつ配布し、同JA営農部農産課の阿部寛史技術員を講師に栽培講習も行った。定植や施肥のポイント、害虫防除方法などの説明を受けた。参加者からは「気候が暑くなってきているので、それぞれの作業のタイミングはどうしたら良いか」「以前に作付けした苗が失敗してしまった原因と対策について教えてほしい」など積極的な質問が次々に出された。
同支部の松原冨美子支部長は「多くの部員が野菜作りに興味を持っており、良い野菜をつくりたいと人気の活動。営農指導員からしっかり指導をいただいたので、家族の健康のために、それぞれの家庭で楽しみながら丹精込めて育ててほしい」と話した。