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「幸水」出荷開始 出荷規格を厳守 | 県内JAの話題 | JA長野県グループ「農」のポータルサイト いいJAん!信州

作成者: いいJAん!信州|Aug 19, 2025 4:15:00 AM

JA松本ハイランドもも・なし部会なし専門部は8月13日、管内3会場で出荷時期を迎えたなし「幸水」の目揃会を開催。松本市にある波田果実集荷所で開かれた目揃会には生産者17人が参加した。
同JAの営農部中村吉孝部長は「今年は凍霜害の被害が無く安堵している。全国的に中心となっているのは小玉の出荷。病害虫や日焼けなどに注意をし、多くの出荷に努めてほしい」とあいさつした。
目揃会では販売担当者が比較のため他産地の販売情勢などを報告したほか、営農指導員が集荷規格表や見本のなしを使い、出荷規格を説明。形状や熟度など9項目の出荷基準を確認し、収穫遅れとならないよう過熟に注意しながら適期収穫を呼びかけた。
同専門部の中野一男専門部長は「小玉でも全国的に高値で推移している。出荷規格を厳守し、生産者の手取り確保に努めていこう」と話した。
「幸水」の集荷は16日から始まり、9月上旬まで続く。地元をはじめ、名古屋など中京方面や関西方面に1万6.000ケース(1ケース10キロ)を出荷し、販売金額は6.700万円を計画する。「幸水」に続き、9月からは「豊水」や「南水」の収穫も始まる予定だ。